第11回インテリジェントホームロボティクス研究会
【日程・会場】
日程:2022年3月14日(月) 13:00-15:00
会場:オンライン
【開催にあたって】
第11回インテリジェントホームロボティクス研究会では、ロボカップ@ホームリーグの1つであるシミュレーションオープンプラットフォームリーグ(S-OPL)(@ホーム S-OPL)の企画セッションを行います。
シミュレーションオープンプラットフォームリーグ(S-OPL)は、「Domestic Standard Platform League (DSPL)」と同様に、日常生活空間において人間とインタラクションしながら日常生活支援をするロボットの能力を競います。とくにS-OPLでは、シミュレーション環境でロボットの行動と人間とのインタラクションの双方を再現する点が大きな違いであり、シミュレーションオープンプラットフォームリーグ(S-OPL)の特徴です。単にロボットシミュレーションの中で物理的な移動や物体把持能力を評価するだけでなく、人間がロボットシミュレーションにリアルタイムに介入可能なSIGVerseプラットフォームを用いて、実際の人間と自然言語で対話する能力も評価します。
今回は、S-OPLで使われているSIGVerseのチュートリアルを開発者である国立情報学研究所の稲邑先生からご講演いただきます。また、S-OPLの優勝チームである創価大学のチームからS-OPLへの取り組みなどについて発表いただく予定です。
※人工知能学会AIチャンレジ研究会と連続開催
途中経過のご報告や調査報告でも結構ですので,奮ってエントリーいただければ幸いです.
【プログラム】
13:00 開会
13:00~14:00 Sigverseチュートリアル
題目:「対話型サービスロボットの研究開発ツールとしての @Home Simulation OPL」
発表者:稲邑哲也,山田裕基(国立情報学研究所)
Abstract:本発表ではRoboCup@Home Simulation OPL を> 対話型サービスロボットの研究開発のツールとして使いこなすための方法について説明します.初めて競技会に参戦しようとしているチームを含め,このシステムを研究開発に活用したいと考えている研究者の方々に対して技術的な質疑応答を交えた情報交換の場も提供します.
14:00~15:00 S-OPL研究成果発表
題目:「RoboCup@Home Simulation League Handyman task におけるSOBITSの戦略 」[PDF]
発表者:三江啓貴,向川 裕樹,山田 廉 (創価大学・S-OPL優勝チーム)
Abstract:チームSOBITSは,生活支援ロボットの開発に取り組み,2012年からRoboCup Japan Open@Home Leagueに参加しています.また,RoboCup Japan Open@Home Leagueでの好成績を収めるために,物体認識,物体把持,自律移動のシステムの研究開発をしてきました.本発表では,SOBITSについてと,RoboCup Japan Open@Home Simulation League Handyman task に注目し,開発したシステムや具体的な処理について新規でRoboCupに参加しようとしている方や行き詰ってしまった競技者の方々向けに紹介します.
【参加申し込み】
■原稿締切:2022年3月10日 23時59分まで
■聴講申込締切:2022年3月13日 12時まで(※先着400名まで)
[聴講参加登録]
■参加費無料
【問い合わせ先】
ihr_organizer@googlegroups.com
もしくは
上記の[問い合わせ]より
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主催: 日本ロボット学会インテリジェントホームロボティクス研究専門委員会
委員長:佐野睦夫(大阪工業大学),副委員長:長井隆行(大阪大学)
幹事: 大井翔(立命館大学),萩原良信(立命館大学),杉浦孔明(慶應義塾大学)
顧問:岡田浩之(玉川大学)
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